求人広告にいくらかけるべき?!予算はどう配分したらよい?!

2021.02.10 #人材採用#開業・運営ノウハウ公開


求人募集、どんな方法でおこなっていますか?

こんにちは。

福祉経営サポートセンターです。

経営者や人事担当の皆様、求人募集はどのようにおこなっていますか?

ハローワーク、転職サイト、人材紹介会社など…求人を出す媒体はたくさんありすぎてどれを使っていいか迷ってしまいますよね。

「そもそも求人の作り方がわからない」

「人材紹介会社に問い合わせたら一人採用するだけで十数万かかると言われた」

「自社サイトがないので求人サイトに登録したが応募がなかなか来ない」

こんなお悩みがある方に弊社がおすすめしているのが「サイト制作&indeedの有料掲載」です。

自社サイトを作ることによって施設の利用者確保と求人募集を同時におこなうことができ、

利用者数世界No.1のインディードと連携することにより他の媒体を使うより効率よく応募獲得ができるという最もコスパがいい方法なのです。

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放課後デイを開業するお客様の例

先日、埼玉県で放課後等デイサービスの開業を目指している事業者より、web採用支援の依頼をいただきました。

そのお客さんから、こんな質問が届きました。

「indeedの広告費を4万円にしようと思うが、A職種とB職種の広告費の配分はどうしたらいいか。イメージが沸かないのでアドバイスが欲しい」

例えばGHだったらサビ管と世話人、どちらにいくら配分すべきか、世話人だけなら夜勤求人と日勤求人のどちらにいくら配分をすべきか。

皆さんならどう考えますでしょうか?

私は以下のように回答しました。

参考をお伝えします。

配分よりも、それぞれの職種にいくら掛けるのかの方が大事だと感じています。

(もっと引いた目線だと、indeedにいくら使うか、他の媒体とのバランスや、応募スキーム全体の話にもなります。)

まずindeedの構造を知っていただいたほうがイメージ湧くかなと思います。

広告単価はindeed側の自動設定です。

(福祉だとだいたい100円前後という印象です。)

広告費÷広告単価=クリック上限数(表示上限数)

ですので2万円で広告単価100円なら200クリックされた時点で広告表示(上位表示)終了となります。

クリックする人=求人を閲覧する人なので

  • 今すぐ転職したい人
  • そのうち転職したい人
  • (職場で嫌なことがあったとか)なんとなく閲覧してる人
  • 同業者や求人会社のチェック

など様々な方々います。

その中で応募をするのは

①indeedを閲覧する → ②クリック(求人詳細に飛ぶ) → (②’自社サイトに飛ぶ) → ③応募フォームに飛ぶ → ④入力して応募

をクリアした人です。

従って求人倍率が多い職種ほど、求職者一人当たりの求人数が多いため、実際に応募が来る確率も下がります。

①から④を解説します。

①indeedを閲覧する

①はindeedが最も利用者数が多い検索エンジンのため有効です。求人数も多いですがそのおかげでSEOが強いのも特徴。

他に求人検索エンジンで代表的なものは求人ボックスやGoogleしごとなどがあります。

indeedだけに出していても、indeedを使わない方もいるので、以前にご紹介した福祉系の求人サイトや人材紹介会社に網を貼るのも有効です。

②クリック(求人詳細に飛ぶ)

②が広告の目的です。

利用者が多い一方で、掲載数も多いので、上位表示させるためには広告を使う必要があります。

ただ、Google広告などインターネット広告の仕組みと異なり、ターゲット設定やワード設定ができず、indeed任せになるため、効果測定と改善の幅は狭いです。

1万円掛けようが、4万円掛けようが、一時点での優位性は変わりません。単価が同じなら1万円の方が消化が早いため、早い期間で終了となるだけです。

従ってindeed一本勝負なら採用が決まるまで広告費を掛け続けるか、広告費の上限を決めて有料掲載するか、無料掲載で待つか、ということになります。

求人検索エンジンではなく求人掲載サイトであれば、お金を払った分、上位表示されたり、大きく載せたりできるため、ここは違いがあります。(ex.リクナビNext、タウンワークなど)

③応募フォームに飛ぶ

③はクリックから応募フォームに進むかどうかです。これは求人の中身、自社サイトに飛んだ方は自社サイトの中身での勝負となります。

福祉専門職の求人は通り一遍であまり違いがなく給与額勝負になっている現状があり、貴社は企業の考え方、社長の想い、目指すビジョンが明確でわかりやすくライティングされているので、ここは一歩リードしている印象です。

ブログなども是非更新していきましょう。

④入力して応募

④最後に入力から応募です。

入力フォームで何を求めるかという違いです。

一番ライトだと名前と連絡先だけにもできますし、ヘビーだと志望動機や経歴、強み弱みや仕事観、成功体験、失敗体験など、色々入力してもらうこともできます。

一般的に、応募者が多く人気な仕事や職種は少しヘビーにしておいて入力フォームでふるいにかけます。一方で応募者が少ない職種はフォームをライトにして、まずは進んでもらうことを優先します。ただ、ライトだと気軽に応募できるため、応募者に連絡繋がらないとか、途中で音信不通になるなどのデメリットもあります。

今の段階では出来るだけライトにしておいて、応募者には即日電話対応、連絡調整をすることで離脱率を減らすということでいいのではないでしょうか。

長くなりましたが、結論としては最初にお伝えしました通り、配分よりもindeed広告にどれくらい突っ込むか、という判断基準かなと感じています。

他の求人サービスはどう使うかどこまでやるか、自分のネットワークでの採用可能性はどの程度か、そういったことも踏まえて、ご検討いただくのが宜しいかと思います。

いかがでしたでしょうか。

ご参考になれば幸いです。