「まだ障害者グループホームの需要はありますか?」は愚問

2020.11.19 #開業#開業・運営ノウハウ公開


よく開業の問い合わせでこのように聞く人がいます。
「まだ障害者グループホームの需要はありますか?」

ラーメン屋さんを始めたい人が「この地域にラーメン屋は足りていますか?」と聞いて、「もう足りているからいらないと思いますよ」と言われて諦めると思いますか?

障がい福祉サービス、障害者グループホームを始めたければ始めればいいのです。

もちろんラーメン屋と違って、障害者(利用者)の絶対数には上限があるので、量が飽和することもありますが、その先は質の勝負です。
(ちなみに大手ラーメンチェーンは既にラーメン市場がある地域に参入するので、競合が多いところに出店します。)

利用者の方が、その人らしく日常生活、社会生活を営むためのサポートができていれば、競合が多くても選ばれます。

どれだけ競合があろうが、美味しいラーメン屋は生き残るし、不味いラーメン屋は潰れる。

障がい福祉も一緒で、良いサービスができれば残るし、できなければ廃業です。
需給バランスだけで決まるはずがありません。

「じゃあ良いサービス、求められるサービスって何なの?」という話はまた別のコラムに書きます。

以下の表のとおり、障害者グループホームは需要(利用者数)も供給(事業所数)も増えており、



「やるなら需要が多くて供給が少ないところでやりたい!」と考えるのはわかりますが、そんなことは誰でも考えています。

マーケット調査をするときは地域の需給バランスなどマクロの数字に加え、このエリアならどこの立地がいいかなどミクロの視点も重要になります。

さらに重要なのはどういったサービス提供をするかです。

新規参入のためのマーケット調査が必要でしたら、弊社にご相談ください。
選ばれるサービス提供のポイントもお伝えします。

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また、障害者グループホームの開業、基礎知識について知りたい方は以下のコラムで解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

【プロ直伝】障害者グループホームを開業するには?~立ち上げるまでに本当に必要なもの~

【運営者向け】障害者グループホームとは?知っておきたい基礎知識